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高級絨毯のクリーニングはどうすればいい?自宅での洗い方やメンテナンス方法も解説!
高級な絨毯が汚れてしまい、キレイにする方法を探してはいるところではありませんか?
高級絨毯は基本的に、自宅での洗濯が難しく、自己判断で洗うと傷みの原因となります。
ただし、応急処置はできます。
またメンテナンスも、自宅で行うのが望ましいです。
高級絨毯が汚れた場合の応急処置にくわえて、クリーニングへ依頼する手順やメンテナンス方法を紹介します。
高級絨毯が汚れたときに自宅でできる応急処置・洗い方【種類別に解説】

高級絨毯が汚れたときに自宅でできる応急処置・洗い方を紹介します。
種類ごとに注意すべき点もまとめているので、参考にしてみてください。
ペルシャ絨毯の洗い方
ペルシャ絨毯を自宅で丸洗いするのは推奨されていません。
ペルシャ絨毯の中には水に弱い素材もあり、洗浄するには専門知識が必要です。
ペルシャ絨毯が汚れた場合、下記の応急処置を実施してみましょう。
(1)湯に溶かした中性洗剤を雑巾につけて絞る
(2)ペルシャ絨毯の毛並みに沿って汚れをふき取る
(3)水に浸した雑巾を絞り、洗剤をふき取る
雑巾をしっかり絞り、余計な水分がペルシャ絨毯に付かないようにしましょう。
どうしてもペルシャ絨毯を丸洗いしたい場合は、取り扱いのある専門クリーニング業者に依頼するのがおすすめです。
中国段通の洗い方
中国段通は、パイルが厚く、ダニや汚れが中まで蓄積しやすい構造になっています。
ペルシャ絨毯と同様、水に弱い素材もあるため、自宅で洗うのは推奨はされていません。
中国段通が汚れた場合、「アタックZERO」・「エマール」(いずれも花王)などの優しい中性洗剤や専用のカーペットクリーナーを使った手洗い程度なら自宅でもできるでしょう。
ただし素材の色落ちや劣化を防ぐために、使用する洗剤を一部分だけにつけて事前にテストしてから広い範囲を洗うようにしましょう。
ギャッベの洗い方
ギャッベは、天然ウール100%で作られており、染色もすべて草木染めです。
天然の素材で作られているため、デリケートで、一般的な洗濯はできません。
ギャッベが汚れてしまった場合、ウールマークの付いた中性洗剤を使って雑巾でふき取り掃除をしましょう。
ギャッベが傷まないように、擦るのではなく、ポンポンと叩いて汚れを落とすのがポイントです。
洗剤を使った場合は、固く絞った雑巾でしっかりとふき取りましょう。
シルク素材の高級絨毯の洗い方
シルク素材の高級絨毯を洗いたい場合、まずは洗濯表示を確認しましょう。
洗濯機や手洗いが可能と表示されていないかぎり、自宅で丸洗いしてはいけません。
汚れが目立ってきた場合の応急処置でも、シルク素材の高級絨毯を雑巾でゴシゴシこするのは止めましょう。
絨毯の汚れている部分の下にタオルを敷き、雑巾でポンポン叩きながら汚れをタオルに移します。
シルクは、酸性でもアルカリ性でも傷が付いてしまう素材です。
洗浄液を使うときは、中性洗剤を使用するようにしましょう。
高級絨毯をクリーニングに出す手順

自宅では落とせない汚れが付いた場合、クリーニングを利用するのがおすすめです。
高級絨毯をクリーニングに出す代表的な手順を紹介します。
高級絨毯の素材と状態を確認する
まずは素材(シルク、ウール、コットンなど)・織り方・染料の種類を確認しましょう。
高級な絨毯は素材によって適切な洗浄方法が異なり、どのクリーニング業者でも洗えるわけではありません。
使っている絨毯の情報をあらかじめチェックしておけば、業者選びの失敗を減らせます。
またシミ・汚れの箇所や損傷の有無を事前にチェックしておくのも重要です。
トラブルを避けるためにも、絨毯の状態に関する正確な情報をクリーニング業者に伝えられるようにしておきましょう。
信頼できるクリーニング業者を選ぶ
高級絨毯のクリーニングには、専門の知識と技術が必要です。
絨毯の素材や種類に応じた、適切なクリーニング方法を提供できる業者を選ぶ必要があります。
信頼できるクリーニング業者を選ぶには、「クリーニング師」などの国家資格の有無や、高級絨毯の取り扱い実績を確認する必要があるでしょう。
また口コミやレビューを参考にすると、よりリアルな意見を得られます。
見積もりと納期の確認
高級絨毯をクリーニングに出す前に、料金・納期・仕上がりの品質について確認しておきましょう。
高級絨毯の場合は、通常のカーペットクリーニング料金が適用されず、別途見積もりが必要になる場合もあります。
必要に応じて保険の有無や補償内容も確認しておくと安心です。
クリーニングの依頼と受け渡し
クリーニング業者と希望のコースが決まれば、実際に依頼しましょう。
店舗型に依頼するのであれば、直接持っていきます。
宅配クリーニングを利用する場合は、集荷と配達の日時を指定して取りに来てもらいましょう。
宅配クリーニングで高級絨毯を業者に引き渡す際には、事前に指定された方法で梱包を行ってください。
落としてほしい汚れや気になる箇所が事前にあれば、要望を書き留めた紙を入れておくのがおすすめです。
宅配クリーニング業者によっては「要望書」として、集荷キットに入っている場合もあります。
仕上がりの確認と保管方法
クリーニング後に絨毯の仕上がりを確認し、問題がないかチェックしましょう。
もし破損や不備がある場合は、できるだけ早く業者へ連絡するのがおすすめです。
また、クリーニングから返ってきた絨毯は、ビニールで包装されているケースがあります。
そのままの状態で保管するとカビが発生する原因になるので、ビニール包装からすぐに出しましょう。
長期間使わない場合は、湿気が少なく風通しのいい場所で保管してください。
心配な人は湿気取りや防虫剤を入れておくと安心でしょう。
高級絨毯のメンテナンス方法

高級絨毯を長持ちさせるためには、日々のメンテナンスが重要です。
自宅で可能な高級絨毯のメンテナンス方法を五つ紹介します。
参考にして、定期的に高級絨毯を手入れしましょう。
定期的に掃除機をかける
定期的にブラッシングや掃除機がけでメンテナンスするのが、高級絨毯には重要です。
ただしブラシや掃除機が、高級絨毯の繊維を傷つけないようにする必要があります。
フリンジと呼ばれる、糸が露出した部分はとくに傷みやすいので、丁寧に扱ってください。
できるだけ柔らかいブラシや吸引力の強すぎない掃除機を使用してホコリを取り除きましょう。
定期的に位置・向きを変える
高級絨毯をずっと同じ位置に置いておくと、毛並みの偏りやへたりが生じるかもしれません。
定期的に位置や向きを変えるだけでも、高級絨毯のメンテナンスにつながります。
高級絨毯の劣化を食い止めるためには、負荷を分散する工夫が大切です。
裏返したまま長期間使用しない
定期的に向きや位置を変えるのは大事ですが、裏返したまま長期間使用するのは止めましょう。
高級絨毯は裏面も美しく作られている場合が多いです。
しかし裏面を上に向けて使用していると、織物の結び目が取れるなどの損傷につながります。
高級絨毯の寿命を縮める原因にもなりかねないので、表面を上にしての使用を基本にしましょう。
直射日光から避けるようにする
高級絨毯は直射日光の当たらない場所で使用しましょう。
紫外線の影響で高級絨毯の一部が劣化したり、変色したりする可能性もあります。
日光から遠ざけた場所で使用するか、カーテンやブラインドを設置して直射日光が長時間当たらないようにしましょう。
湿気対策も重要
高級絨毯に湿気がこもると、カビが発生する原因になります。
雨が連日降る梅雨時期などはとくに要注意です。
月に1回くらいの頻度で風通しのいい場所に日陰干しをすると、カビの発生を防げるでしょう。
干すのが難しい場合は、絨毯を半分に折って、裏面を乾かすだけでも効果的です。
片面だけでなく反対の面も、忘れずに乾かしましょう。
高級絨毯のクリーニングならヤマトヤクリーニングがおすすめ!

高級絨毯が汚れたときの応急処置やクリーニングに依頼する手順、心がけたいメンテナンス方法も今回紹介しました。
大事に愛用している高級絨毯があって、クリーニングに出したい場合は、ヤマトヤクリーニングをぜひご利用ください。
1958年創業の老舗クリーニング屋「大和屋」の職人たちによる、丁寧な仕事がヤマトヤクリーニングの特徴です。
ヤマトヤクリーニングは全国対応の宅配クリーニングも行っており、大きくて重たい高級絨毯も自宅から発送できて楽々です。
料金体系もわかりやすいので、金額がすぐにわかると喜ばれています。
絨毯1枚:税抜13,500円(税込14,850円)
絨毯2枚:税抜19,250円(税込21,175円) ※1枚あたり9,625円
絨毯3枚:税抜27,300円(税込30,030円) ※1枚あたり9,100円
絨毯4枚:税抜35,600円(税込39,160円) ※1枚あたり8,900円
(※6帖以上、ペルシャ絨毯、緞通絨毯、チューブマット、ムートンは別途見積もりとなります。)
【オプション例】
・ホットカーペット(電気カーペット) +税込440円
・10カ月保管 +税込1,100円
・防虫加工 +税込2,970円
・エレガント加工(繊維の色素を回復させる加工) +税込3850円
高級絨毯のクリーニングを依頼する際は、下記のヤマトヤクーニングの問い合わせフォームからご連絡ください。
https://yamatoya-itoigawa.com/shop/contact/
【おことわり】
ヤマトヤクリーニングでのクリーニングを除き、本記事で紹介している応急処置や自宅での洗濯を大和屋が推奨しているわけではありません。
記事の内容に従って応急処置や自宅での洗濯をする場合、あくまでご自身の責任で行ってください。