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ぬいぐるみの洗い方ガイド!洗濯機に入らない大きい人形やふわふわに戻したいときの洗濯の仕方も

ぬいぐるみの洗い方ガイド!洗濯機に入らない大きい人形やふわふわに戻したいときの洗濯の仕方も

 

お子さんが抱っこしているクマちゃんや、ずっと飾ってある思い出のキャラクター。

 

見た目は可愛らしくても、汚れていないか心配で洗い方を調べているところではありませんか。

 

 

ぬいぐるみは布製品です。

 

洗わずに放置すると、ホコリやダニが付着し、アレルギーの原因になる場合もあります。

 

ただ、洗おうにも、型崩れや生乾きの不安が頭をよぎった方もいるでしょう。

 

正しい洗い方や注意点などぬいぐるみのケア方法を紹介します。

 

 

 

 【この記事の解説者】

 

大和屋・専務取締役・永江宏徳
大和屋・専務取締役・永江宏徳

 

新潟県糸魚川市にある1958年創業の老舗クリーニング業者「株式会社大和屋」の専務取締役。宅配クリーニング「ヤマトヤクリーング」では全国からの依頼に対応中。職人による確かな洗浄技術が好評で、衣類・布団・テント・ぬいぐるみなど、さまざまなものをクリーニング!

 

 

 

ぬいぐるみの洗濯前に確認!失敗を防ぐための準備リスト

 

ぬいぐるみの洗濯前に確認!失敗を防ぐための準備リスト

 

ぬいぐるみが洗えるかを洗濯前に確認する必要があります。

 

下記の項目を一つずつ確認してみてください。

 

 

■洗濯表示(タグ)やつくりをチェック

 

まず、ぬいぐるみの洗濯表示(タグ)やつくりをチェックしましょう。

 

ぬいぐるみについている洗濯表示は、大きく分けて下の3パターンです。

 

洗濯表示_洗濯可否

※マーク内の数字は、液温の上限温度を示す

※マーク下に線がある場合、1本なら「弱い」・2本なら「非常に弱い」洗濯設定を推奨するもの

 

 

下のつくりのぬいぐるみは、家庭での水洗いは避けるべきです。

 

もちろん洗濯表示も「不可」になっているはずです。

 

接着剤使用目・鼻・リボンなどのパーツが接着剤でつけられている場合、水や洗剤の成分、経年劣化によって接着力が弱まり、洗濯中に取れてしまう。水溶性の接着剤は特に、水につけただけでパーツがバラバラになる恐れがある。
機械・電池入りおしゃべりするタイプや動くタイプで、機械部分が取り外せないものは洗濯できない。水濡れによるサビや故障の原因になる。
アンティーク品10年以上前のものや生地が弱っているものは、水流に耐えられず崩壊する恐れがある。

 

 

■洗濯表示がない・見えないぬいぐるみは自宅で洗わないのが無難

 

洗濯表示が、海外製品などでそもそもない、古いぬいぐるみで見えない場合は、家庭では洗わないのが無難です。

 

ご自身で判断すると、型崩れなどにつながる可能性があります。

 

 

■大きさを確認する

 

自宅の洗濯機を使いたい場合は、洗濯槽やドラムに余裕を持って入れられるか、ぬいぐるみの大きさを確認しましょう。

 

入れてみてパンパンになる場合は、水を含んで重くなったぬいぐるみが中で回転するときに、洗濯機が壊れる恐れがあります。

 

また水や洗剤が行き渡らず、十分に洗えない懸念もあるでしょう。

 

脱水不足から、生乾きやカビにもつながりかねません。

 

 

■色落ちテストを行う

 

色落ちもテストしましょう。

 

洗える素材であっても、染料が溶け出す可能性があります。

 

白い雑巾などを水で濡らし、ぬいぐるみの目立たない部分を軽くこすってみてください。

 

布に色が移るようなら、洗濯すると色落ちする可能性が高いです。

 

 

弊社の担当者によると、綿素材でできた、ディズニー社のミニーマウスのぬいぐるみは色落ちしやすいようです。
 
赤いドット柄のリボンに特に注意しましょう。
 
 
弊社で預かった実物の写真も載せました(下画像参照)。
 
白いドットの部分に、赤い染料が色移りしているのがわかるでしょうか。  
 
ミニーのぬいぐるみは、大事に可愛がられている方も多いかと思います。
 
テストして色落ちがしそうなときは、無理せずクリーニングに出すのがおすすめです。

ミニー_色落ち例
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■準備品

 

下記のようなものをそろえましょう。

 

  

<手洗い・洗濯機共通>

・洗剤:おしゃれ着用の中性洗剤。蛍光増白剤が入っていないものがおすすめ

・柔軟剤

・ホコリ落とし道具:掃除機・洋服ブラシ・粘着クリーナーなど

・タオル:大きめのバスタオル数枚

 

 

<洗濯機の場合のみ>

・洗濯ネット:サイズが合ったもの

 

 

<手洗いの場合のみ>

・ぬいぐるみが入る大きさの容器:洗面器・バケツ・洗面台・浴槽

・洗濯ブラシ:柔らかいもの

・スポンジ

 

 

■事前のパーツ外しとホコリ取り

 

パーツ外しとホコリ取りも事前に行いましょう。

 

リボンや洋服など、外せるパーツはすべて外します。

 

その後、掃除機などを使って、表面のホコリやゴミを取っておきましょう。

 

濡れたホコリが泥のようになり、繊維の奥に入って黒ずみの原因になります。

 

 

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【洗濯機編】ぬいぐるみを失敗なく洗う注意点

 

【洗濯機編】ぬいぐるみを失敗なく洗う注意点

 

自宅なら、洗濯機でパッと洗えたら楽だと思う方も多いのではないでしょうか。

 

手順や注意点をまとめてみました。

 

 

■手洗いと比べると、劣化のリスクが大きい

 

洗濯機は便利です。

 

ただし、水流と回転によって、手洗いよりもぬいぐるみの劣化のリスクが大きくなります。

 

洗濯表示を確認した上で、新しい(劣化していない)ものだけ洗うようにするのがいいかもしれません。

 

 

ドラム式洗濯機は、使わないのが無難です。

 

たたき洗いによって、中綿が固まってフェルト化したり片寄ったりする可能性があります。

 

 

■ぬいぐるみを洗濯機で洗う手順

 

(1)ネットに入れる

 

洗濯機のときはネットに入れてください。

 

ネットが大き過ぎてぬいぐるみが中で動いてしまうのも・小さ過ぎて圧迫されるのも型崩れの原因になります。

 

ジャストサイズのネットを選びましょう。

 

手足がブラブラ動かないように、紐で軽く縛ってからネットに入れるのも有効です。

 

 

(2)やさしく洗えるコースを選ぶ

 

手洗い・ドライ・おしゃれ着などの、やさしく洗えるモードを選びましょう。

 

酸素系漂白剤を洗剤と一緒に入れて、消臭や除菌をするのもいいでしょう(※色落ちテストをした上で使用してください)。

 

柔軟剤を入れると、繊維がコーティングされ、乾燥後の手触りがよくなる・ふわふわ感が戻るのにくわえて、静電気を防止するのにも効果的です。

 

自動投入でない場合は、すすぎのタイミングで入れましょう。

 

 

(3)脱水は「一時停止」を活用する

 

一時停止をしながら、脱水をしてください。

 

全自動洗濯機では、脱水が数分間行われます。

 

しかし、ぬいぐるみには長過ぎます。

 

脱水が始まったら、10〜30秒程度で一度止めて取り出しましょう。

 

手で触ってみて脱水が足りないと感じた場合は、再度・短時間かける方が、一度に長時間回すより安全です。

 

脱水をかけ直すときに、乾いたタオルに包んであげると、傷みを避けるのに有効です。

 

 

※干し方は後述

 

 

■コインランドリーで洗うのはアリ?ナシ?

 

コインランドリーでのぬいぐるみの洗濯は、できなくはないものの、おすすめはしません。

 

下記のようなリスクがあるからです。

 

 

●水流と回転が強過ぎる

 

コインランドリーの洗濯機は水流や回転が強く、デリケートなぬいぐるみには不向きです。

 

遠心力で中綿が片寄り、型崩れを起こす可能性があります。

 

 

●高温乾燥による事故のリスクがある

 

乾燥機の高温で接着剤が溶け、パーツが取れる・中綿が固まるなどの事故のリスクがあります。

 

 

●店舗のルールで禁止されている場合が多い

 

「ぬいぐるみ洗濯禁止」を掲げている店舗も少なくありません。

 

万が一でもパンクして中綿が散乱すると機械の故障の原因になり、営業に支障が出るためです。

 

大きいぬいぐるみは、洗濯機で洗うと破裂して中身が出てくるリスクも大きいです。
 
古いぬいぐるみは特に、生地も劣化しているので破損しやすくなっています。
 
あまりに古いと、水につけただけで砕ける場合もあります。  
 
 
無理して、コインランドリーの迷惑になるのはもちろん、ぬいぐるみがダメになるのも避けたいものでしょう。
 
ぜひクリーニング業者を頼ってください。

 

 

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【手洗い編】押し洗い・拭き洗い・重曹洗いでぬいぐるみをきれいに

 

【手洗い編】押し洗い・拭き洗い・重曹洗いでぬいぐるみをきれいに

 

家庭で洗う場合、押し洗い・拭き洗い・重曹洗いなどの手洗いのほうが、洗濯機よりも生地や中綿への負担を減らせます。

 

時間と手間はかかりますが、下記の手順を参考にしてみてください。

 

 

■ぬいぐるみを「押し洗い」するときの手順

 

(1)洗浄液を作る

 

ぬるま湯を容器に溜めます。

 

38℃程度が最適です。

 

洗剤の量は、製品の指定に従ってください。

 

洗剤を入れたら、しっかり混ぜましょう。

 

 

(2)やさしく「押し洗い」をする

 

ぬいぐるみを洗浄液に浸し、手でやさしく沈めたり浮かせたりを繰り返します。

 

揉んだり、雑巾のように絞ったり、こすり合わせたりしないでください。

 

汚れがひどい部分(手足の先など)は、洗剤液を含ませたスポンジやブラシでやさしくたたき洗いをするか、15分〜20分程度つけ置くのが効果的です。

 

 

(3)徹底的に「すすぎ」を行う

 

容器の水を捨て、きれいなものに入れ替えてから、すすぎます。

 

ぬいぐるみを軽く押して中の水を出し、新しい水を吸わせる作業を繰り返します。

 

泡が出なくなるまで徹底的に行ってください。

 

 

(4)柔軟剤でトリートメントをする

 

すすぎ用の水を捨て、容器に新しいぬるま湯を溜めたら、柔軟剤を溶かします(量は製品の指定に従う)。

 

ぬいぐるみを浸し、10〜30分ほどつけ置きましょう。

 

 

(5)タオル脱水をする

 

軽く絞って水気を切ったら、大きなタオルでぬいぐるみを包み込み、やさしく押して水分をタオルに移します。

 

その後、タオルに包んだまま洗濯ネットに入れたら、洗濯機に入れて脱水モードで10〜30秒だけ回します。

 

洗濯機の箇所でも説明したとおり、長時間回すと型崩れの原因になるため、必ず手動で停止してください。

 

 

※干し方は後述

 

 

娘が3人いるのもあり、我が家にはぬいぐるみが30体以上あります。
 
私と妻の分として、「いい!」と妻と共感し合ってディズニーで買った「ココペリ」というネイティブアメリカンの精霊をモチーフにしたぬいぐるみも、20年近く我が家の一員です(下画像参照)。
 
ただ、置きっぱなしで洗えていないのが正直なところです。
 
もらいものなど、たまに処分もするのですが、どうしても捨てられないぬいぐるみもあるはずです。
 
そのような大事なぬいぐるみは、手洗いで労ってあげてください。
 
もしくは、ヤマトヤクリーニングが代わりにケアをいたします!

 

ココペリ

 

 

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■【水洗い不可編】洗えないぬいぐるみをケアするなら「拭き洗い」と「重曹浴」

 

水洗いができない素材や、機械が入っているぬいぐるみには、「拭き洗い」や「重曹によるドライクリーニング」による“水につけないケア”を行いましょう。

 

自宅でできる方法をまとめてみました。

 

 

【拭き洗い(部分的な汚れに)】

 

汚れが部分的で、全体を水に浸す必要がない場合は、表面だけをきれいにする「拭き洗い」が手軽です。

 

 

[拭き洗いの手順]

 

洗剤を規定の半分の濃度に薄めて洗浄液を作ります。

 

 

洗浄液にタオルを浸し、固く絞ってからぬいぐるみの表面をたたくように拭いて汚れを落としましょう。

 

 

水だけで絞ったきれいなタオルで2回以上水拭きをし、洗剤成分を取り除きます。

 

 

※干し方は後述

 

 

【重曹でのドライクリーニング(臭い取りに)】

 

水を使わずに全体をきれいにしたい場合、重曹でのドライクリーニングがいいかもしれません。

 

重曹には、消臭作用と汚れを吸着する作用があります。

 

粉が内部に入り込まないようにできれば、水濡れ厳禁な機械入りのぬいぐるみにも応用できます。

 

 

[準備物]

ぬいぐるみが余裕を持って入るぐらいの大きなビニール袋

粉末の重曹

 

 

[手順]

ぬいぐるみと重曹をビニール袋に入れ、口を縛ってシャカシャカと振ります。

全体に重曹を行き渡らせたら、1時間程度放置します。

仕上げに掃除機で重曹を丁寧に吸い取ります。粉が舞うので、屋外や浴室で行うのがおすすめです。

 

 

娘が抱いて寝ているぬいぐるみは1年に1〜2回は洗います。
 
本来であれば手洗いするのがいいのはわかっているのですが、ネットに入れて洗濯機で洗う場合が大半です…。
 
 
上にまとめたような手洗いがいいのは、あなたもおわかりかと思います。
 
でも、時間がないし、数も多ければ大変ですよね。
 
そのような方は、ぜひクリーニングで手間も・失敗もなくぬいぐるみをきれいにしましょう!

 

 

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【乾燥編】ぬいぐるみのカビ・生乾き・悪臭を防ぐポイント

 

【乾燥編】ぬいぐるみのカビ・生乾き・悪臭を防ぐポイント

 

カビ・生乾き・悪臭を防ぐために、ぬいぐるみはしっかり乾燥させましょう。

 

表面が乾いていても、中綿の中心が濡れている場合がありますので、注意してください。

 

 

■基本は「陰干し」で行う

 

ぬいぐるみは風通しのよい日陰で干すのが基本です。

 

直射日光は紫外線の影響でぬいぐるみの変色や劣化を招きます。

 

 

■平干し&ネットを活用する

 

平干し用ネットを使うか、洗濯ネットに入れたまま吊るしてハンモックのようにするなど、重さを分散させてぬいぐるみは干しましょう。

 

洗濯ばさみで吊るすのは止めてください。

 

水を吸った中綿の重みで生地が伸び、形が変わってしまいます。

 

 

■乾燥には十分な時間をかける

 

手で握って、湿気を感じなくなるまで時間をかけて十分に乾かします。

 

表面が乾いたと思っても、芯は湿っていることが多いです。

 

乾きにくい部分に風が当たるよう、こまめに体勢を変えてあげてください。

 

 

■ブラッシングで「ふわふわ」を復活させる

 

脱水直後の濡れた状態で毛並みを逆立てるようにブラッシングすれば、空気を含んで、ふんわりとした手触りが復活します。

 

干す前および半乾きのときにも、柔らかいブラシで毛並みを整えましょう。

 

ブラッシングをしないと、毛が寝たまま乾いてゴワゴワになってしまいます。

 

 

■乾燥機は厳禁

 

乾燥機を使うのは厳禁です。

 

家庭用の一般的な乾燥機でも50〜70℃の高温になることが多く、熱に弱い化学繊維が縮んだり、パーツを固定している接着剤が溶けたりする恐れがあります。

 

 

 

大切にしていても、ぬいぐるみは劣化していきます。
 
娘3人それぞれに買った同じダッフィーのぬいぐるみも、可愛がっていくうちに痩せていきました(下画像参照)。
 
 
洗うのはもちろん、手順を見てみて『時間も手間もかかって、乾燥も大変だな…』と思われた方も多いのではないでしょうか。
 
失敗するリスクはもちろん、自分でケアする時間などが無い場合は、ぜひクリーニング業者にご相談ください。

 

ダッフィーのぬいぐるみ_永江家の3体

 

 

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ぬいぐるみクリーニングのよくある質問(Q&A)

 

ぬいぐるみクリーニングのよくある質問(Q&A)

 

ぬいぐるみの洗濯に関する「よくある質問」とその答えを用意しました。

 

 

【Q】オキシクリーンなどの漂白剤は使える?

 

オキシクリーンなどの酸素系漂白剤は除菌や消臭に有効ですが、色落ちのリスクがあります。

 

必ず目立たない場所でテストをし、規定量を守って使用してください。

 

塩素系漂白剤は色抜け(漂白)してしまうのでNGです。

 

 

【Q】ぬいぐるみを洗濯したら何日ぐらい干せばいい?

 

大きさや季節によりますが、風通しのよい日陰で3日間程度は干すぐらいを目安として考えておきましょう。

 

中綿の芯が乾くまでしっかり乾かしてください。

 

 

【Q】ぬいぐるみの臭いが取れない…原因は?

 

ダニや生乾きによる雑菌の排出物などによる臭いなどが考えられます。

 

生乾き臭を自宅でケアする場合、再度洗い直して完全に乾燥させるか、重曹でのケアを試してください。

 

それでも取れない場合は中綿の交換が必要です。

 

 

【Q】どのくらいの頻度で洗えばいい?

 

年に1回程度で十分です。

 

頻繁に洗い過ぎると生地が傷みます。

 

ただし、小さなお子さんが舐めてしまう場合は、もう少し頻度を上げてもいいでしょう。

 

 

【Q】洗う以外の、ぬいぐるみのきれいさを保つコツは?

 

掃除機やブラシを定期的にかけて、ホコリや汚れを落としたり毛並みを整えたりしましょう。

 

除菌スプレー(ノンアルコールがおすすめ)で、雑菌の繁殖や臭いの付着を防ぐのもおすすめです。

 

天気のいい日に黒い袋に入れて天日干し(熱殺菌)をするのもいいでしょう。

 

 

置き場所も重要です。

 

風通しがよく、直射日光が当たらない場所に置いてください。

 

電化製品の近くはホコリがたまりやすいので離すといいでしょう。

 

たまに移動するのもポイントです。

 

 

【Q】洗濯表示がないぬいぐるみを、素材で判断して洗ってもいい?

 

上で紹介したとおり、洗濯表示がないぬいぐるみは自宅で洗うのはおすすめしません。

 

素材で判断するといっても、下のような素材が中身もしくは部分的に使われていて見逃して水につけると、傷みの原因になります。

 

本革・合成皮革水に濡れると硬化したり、表面がボロボロと剥がれる加水分解を起こしたりする
ウール繊維が絡まり合って縮んだり、型が崩れたりする
リアルファー動物性繊維特有の油分が抜けてバサバサになる
ポリウレタン加水分解により劣化する

 

 

ヤマトヤクリーニングで、エルメスの高価なぬいぐるみを預かった経験があります。
 
表面が布地で、洗えると思って依頼されたものでしたが、中に芯が入っていて丸洗いは難しいと判断しました(拭き洗いで対応)。
 
見た目だけでは判断できないものもありますので、心配な方はぜひクリーニング業者にご相談ください。

 

 

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失敗したくない大切なぬいぐるみは、ヤマトヤクリーニングへ!

 

 

ぬいぐるみを家庭で洗うときの方法を解説しました。

 

ただ、家庭でのぬいぐるみ洗濯にはカビ・型崩れ・手触り劣化のリスクが伴います。

 

「失敗したくない」「大切な思い出の品をダメにしたくない」なら、無理をせずクリーニングに出してはいかがでしょうか。

 

 

なかでもぬいぐるみクリーニングなら、1958年創業の老舗クリーニング業者・大和屋が提供する宅配クリーニング「ヤマトヤクリーニング」がおすすめです。

 

職人が一つずつ手洗いしてから、しっかり乾燥させています。

 

なかでも丁寧な仕事と、専用洗剤でのケアが受けられる「オーガニックコース」はヤマトヤクリーニングだけのオリジナルサービスです。

  

 

防虫加工や抗ウイルス加工などのクリーニングのほか、ほつれ修理や綿詰めなど、メンテナンスのオプションも充実しています。

 

全国対応の宅配クリーニングなので、住んでいる地域に関わらず依頼可能です。

 

 

ぬいぐるみのクリーニングの詳細は、下記の専用ページにまとめています。ぜひご覧ください。

 

https://www.reaqua.jp/specialty/nuigurumi

 

 

水洗いができないぬいぐるみの拭き洗いも、通常料金の10〜20%割引で承っています。
 
大事なぬいぐるみこそ、ぜひヤマトヤクリーニングにお任せください!
 
↑上↑のリンクからサービス概要を見ていただけるとうれしいです。

 

【おことわり】

 

ヤマトヤクリーニングでのクリーニングを除き、本記事で紹介している洗濯方法を大和屋が推奨しているわけではありません。

 

記事の内容に従ってぬいぐるみの洗濯などをする場合、あくまでご自身の責任で行ってください。

編集者プロフィール

永江 宏徳
永江 宏徳株式会社大和屋・専務取締役
新潟県糸魚川市にある1958年創業の老舗クリーニング業者「株式会社大和屋」の専務取締役。宅配クリーニング「ヤマトヤクリーング」では全国からの依頼に対応中。職人による確かな洗浄技術が好評で、衣類・布団・テント・ぬいぐるみなど、さまざまなものをクリーニング!