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食器用スポンジの選び方は?おすすめ7品や正しい使い方・替え時も紹介

 

食器用スポンジはどれも同じと思っていませんか?

 

素材や構造によって食器用スポンジには違いがあり、適切な選び方を知っておくと便利です。

 

食器用スポンジの選び方やおすすめの商品にくわえ、正しい使い方・替え時も今回紹介します。

 

 

 

食器用スポンジは素材によって選び分けるのがおすすめ

 

 

食器用スポンジは、製品によって使用されている素材が異なります。

 

素材ごとで特徴があるため、適切なものを見つけるのが重要です。

 

代表的な食器用スポンジの素材と特徴をまとめたので、参考にしてみてください。

 

 

■ウレタン製の食器用スポンジ

 

小さな穴がいくつも空いており、柔らかいのが特徴です。

 

洗剤や空気をよく吸収してしっかり泡立ち、自由自在に形を変化させられるので、食器のすみずみまできれいに洗えます。

 

 

気泡が細かいタイプであれば、泡持ちがよいため、洗剤の継ぎ足しが減らせて節約にもつながるでしょう。

 

気泡が荒いタイプは、水分や泡が流れ落ちやすいので、使用後にすぐ乾いて衛生的に使えます。

 

 

■メラミン製の食器用スポンジ

 

細かくて硬い網目状の構造が特徴です。

 

削りながら汚れを取り除ける素材であり、洗剤をつけなくても頑固な汚れが落ちやすいでしょう。

 

ただし研磨力が強いので、食器や調理器具の素材によっては傷をつける場合があります。

 

デリケートな素材やコーティングがされている調理器具に使用する場合は注意しましょう。

 

 

■不織布製の食器用スポンジ

 

化学繊維を何重にも絡ませた構造が特徴です。

 

目が荒いため、頑固な焦げつきなどもこそげ落とせるでしょう。

 

不織布製の食器用スポンジには研磨剤入りと研磨剤なしの2タイプがあります。

 

研磨剤入りは焦げつきや頑固な油汚れの洗浄に適したタイプです。

 

研磨剤が入っていないタイプは、ガラス製の食器やステンレス製のシンクを洗浄するのに適しています。

 

洗浄する調理器具や食器の材質などに応じ、研磨剤の有無を使い分けるのがおすすめです。

 

 

■セルロース製の食器用スポンジ

 

植物由来の原料で作られています。

 

プラスチックを使用していないので、自然環境への負荷が少ない素材です。

 

ウレタン製に似て柔らかく水切れもよいので、日常的な食器洗いでも問題はありません。

 

自然環境に配慮したアイテムを使いたい人におすすめです。

 

 

■マイクロファイバー製の食器用スポンジ

 

細かく密集した繊維が特徴です。

 

汚れの隙間に繊維が入り込んでかき出すため、洗剤なしでも軽い汚れであれば落とせます。

 

洗剤の使用量を減らしたい人や油汚れが少ない家庭におすすめです。

 

 

■素材を組み合わせている食器用スポンジもある

 

食器用スポンジには、いくつもの素材が組み合わさっているものもあります。

 

たとえばウレタンと不織布が組み合わさった構造のスポンジを見た経験がある人も多いのではないでしょうか。

 

組み合わせはさまざまなので、欲しい機能を備えているスポンジを選ぶのがおすすめです。

 

 

 

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食器用スポンジは構造や耐久性に着目して選ぶのもおすすめ

 

 

素材だけでなく、構造や耐久性によっても食器用スポンジの使い心地は変わります。

 

構造の違いや耐久性の違いによる特徴をまとめました。

 

 

■食器用スポンジの構造の違いに着目

 

食器用スポンジは素材の組み合わせによって構造が違います。

 

代表的なものを3つチェックしましょう。

 

 

●1層タイプ

 

1種類の素材だけなので、どの面で洗っても同様の使い心地になります。

 

気に入っている素材があるならば、1層タイプを使うのがおすすめです。

 

ただし他の構造に比べて耐久性が落ちる可能性が指摘されています。

 

 

●2層タイプ

 

異なる2種類の素材を組み合わせているタイプです。

 

汚れや食器の材質によって洗う面を使い分けられます。

 

オーソドックスなのはウレタン+不織布の2層構造でしょう。

 

1層構造の食器用スポンジよりも耐久性が上がる場合は多いです。

 

 

●3層タイプ

 

3種類の素材が組み合わさって構成されている食器用スポンジです。

 

硬さの異なる面が重なっているので、さまざまな種類の食器に対して幅広く使用できます。

 

耐久性にも優れている製品が多く、同じものを長く使いたい人におすすめです。

 

ただし硬すぎる材質のものを選ぶと形が変わりにくく、グラスや食器の角が洗いにくいなどのデメリットもあります。

 

 

●ネットタイプ

 

ポリウレタンなどの素材がネットで包まれている形の食器用スポンジです。

 

スポンジが薄くて柔らかいものが多く、あらゆる形の食器にフィットします。

 

ネットが汚れを絡めとる構造になっているので、軽い力できれいに洗浄が可能です。

 

ネットの種類は「シルバーネット」と「パイルネット」に分けられます。

 

汚れ落ちを重視するならシルバーネット、泡立ちを重視するならパイルネットの食器用スポンジを選びましょう。

 

 

■耐久性のある食器用スポンジなら買い替え頻度を減らせる

 

何度も買い替えるのが面倒な人は、耐久性の高い食器用スポンジを選びましょう。

 

まずは水捌けのよさを確認してみてください。

 

水捌けがよければ、劣化の原因となる汚れた水分がスポンジの中にとどまるのを防げます。

 

また劣化防止の素材が使われている食器用スポンジを選ぶのもよいでしょう。

 

たとえば防カビ剤や銀イオン抗菌剤が使用されているスポンジがあります。

 

防カビ剤や銀イオン抗菌剤は菌の繁殖を抑制できるので、同じスポンジを長い間使い続けられるでしょう。

 

 

■持ちやすさや洗いやすさなどデザイン性も注目しよう

 

食器用スポンジをデザイン性重視で選ぶのもおすすめです。

 

たとえば一般的な長方形の四角い形状だと、プラスチック製食品保存容器や弁当箱の隅までしっかり洗えます。

 

丸みを帯びた形状の食器用スポンジだと、手に収まりやすく握りやすいでしょう。

 

また定番の形でないおしゃれなデザインなら、毎日の洗いものも捗るかもしれません。

 

来客があった場合にも、キッチンを華やかにするアイテムとして活躍するでしょう。

 

 

 

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食器用スポンジおすすめ7選

 

 

さきほど解説した選び方をふまえて、おすすめの食器用スポンジを7つ紹介します。

 

 

【1】スコッチ・ブライト ハイブリッド(3M)

 

ウレタンと不織布の2層構造になっている食器用スポンジです。

 

不織布面に研磨粒子が入っていますが、独自製法でフッ素加工のフライパンも傷つけにくい構造になっています。

 

抗菌剤配合で衛生的に使え、波状のデザインで手になじみやすい点が特徴です。

 

 

【2】 サンサンスポンジ(ダイニチ・コーポレーション)

 

ポリウレタン素材の1層構造の食器用スポンジです。

 

水切れのよさ・速乾性に優れており、嫌な臭いが残りにくい設計になっています。

 

研磨剤は入っていないので、繊細な食器にも使用可能です。

 

 

【3】パックスナチュロン キッチンスポンジ(太陽油脂)

 

 

ポリウレタンが素材に使われている1層構造の食器用スポンジです。

 

目が粗く、水切れや泡立ちがいい設計になっています。

 

1992年から販売しているロングセラーの商品です。

 

 

【4】スコッチブライト ハイブリッドネット(3M)

 

アクリルとポリエステルのハイブリッドネットがウレタン素材を包んだ食器用スポンジです。

 

アクリルネットの面は油汚れに強く、ポリエステルの面はこびりつきに強い特長があります。

 

ネット素材で傷がつきにくく、繊細な食器にも使用可能です。

 

 

【5】無印良品|ウレタンフォーム 三層スポンジ(良品計画)

 

ポリウレタン・不織布・ナイロンの3層構造になっている食器用スポンジです。

 

水切れと泡立ちのよさを兼ね備えており、普段使いに適しているでしょう。

 

オーソドックスな長方形なので、角のある食器も隅々まできれいに洗えます。

 

 

【6】ダスキン台所用スポンジ

 

ダスキンの台所用スポンジは、優しく洗うソフトタイプと、しっかり汚れを落とすハードタイプがあります。

 

ソフトタイプには圧縮ウレタン層が採用されており、デリケートな素材の食器にも使用可能です。

 

ハードタイプには研磨剤入りの不織布が採用されており、焦げつきもしっかりと落とせます。

 

 

【7】ヒスイスポンジ

 

新潟県糸魚川市の特産品であるヒスイの形が特徴的な食器用スポンジです。

 

泡立ちのよい構造でありながら型崩れしにくいので、長い期間使用できます。

 

ヒスイの形はデザイン性が優れているだけでなく、握りやすくグラスの底面を洗うのにも便利です。

 

 

 

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食器用スポンジの使い方を確認!適切な替え時は?

 

 

いい食器用スポンジを手に入れても、使い方が間違っていれば洗浄効果は落ちます。

 

代表的なスポンジの正しい使い方を、以下で紹介します。

 

 

■食器用スポンジの正しい使い方

 

多くの食器用スポンジには、柔らかいウレタン部分と硬い不織布の部分があります。

 

こういった2面タイプの場合は、硬い不織布部分で洗うのが正解です。

 

不織布の繊維は汚れをかきとるのに適した作りになっており、ウレタン部分は泡立てや形の変形に役立っています。

 

ただし不織布の部分に研磨剤が入っているタイプの食器用スポンジは要注意です。

 

繊細なグラスやコーティングが塗られているフライパンに使用すると、傷をつけてしまうかもしれません。

 

研磨剤入りの食器用スポンジは傷のつきにくい素材にのみ使用しましょう。

 

 

■食器用スポンジの替え時

 

食器用スポンジを交換する時期は使用頻度によって異なります。

 

たとえば4人家族で毎食使う場合、食器用スポンジの交換目安は3週間~1ヶ月です。

 

一方で、あまり自炊をしない一人暮らしなら、交換時期はさらに長くなるでしょう。

 

 

一般的な食器用スポンジの交換サインは下記のとおりです。

 

・泡立ちが悪くなってきた

・ボロボロになってきた

・臭いがしてきた

・汚れが目で見てわかる

 

 

■劣化した食器用スポンジを使い続けるとどうなるのか

 

劣化した食器用スポンジは、本来の性能を発揮できなくなっています。

 

スポンジの目に汚れが詰まり、食器をきれいする効率が落ちるでしょう。

 

また弾力や吸収力が落ちたスポンジを使うと、泡立ちが悪く洗剤の使用量が増えていきます。

 

経済的にも自然環境にも悪い状態になるでしょう。

 

 

 

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食器用スポンジなど生活関連商品もヤマトヤクリーニングで!

 

 

食器用スポンジの選び方やおすすめ商品にくわえ、正しい使い方や替え時などを今回紹介しました。

 

ヤマトヤクリーニングでは、クリーニングだけでなく、今回のテーマのスポンジのようなキッチン用品やバス・トイレ掃除などの生活関連商品も取り扱っています。

 

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編集者プロフィール

永江 宏徳
永江 宏徳株式会社大和屋・専務取締役
新潟県糸魚川市にある1958年創業の老舗クリーニング業者「株式会社大和屋」の専務取締役。宅配クリーニング「ヤマトヤクリーング」では全国からの依頼に対応中。職人による確かな洗浄技術が好評で、衣類・布団・テント・ぬいぐるみなど、さまざまなものをクリーニング!