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アイロンの正しいかけ方は? 必要なものやキレイに仕上がるコツも解説

 

服のストックが切れて、アイロンをかける方法を確認しているところではありませんか?

 

服ごとの正しいかけ方やコツを知らないと、アイロンで上手くシワは伸ばせません。

 

事前に準備しておくものも、いくつかあります。

 

アイロンの正しいかけ方や、必要なもの、キレイに仕上がるコツなどをチェックしていきましょう。

 

 

 

アイロンをかける前に準備しておくこと

 

 

アイロンをかけるには、事前の準備が必要です。

 

あらかじめチェックしておくべき点や準備するもの、設定の違いなどを下記にまとめました。

 

 

■取扱表示をチェック

 

まずは、アイロンがかけられる服かをチェックしましょう。

 

取扱表示をよく読み、温度設定や当て布がいるかも見ておく必要があります。

 

アイロンに関する取扱表示については、下の図を参考にしてください。

 

 

■アイロンがけに必要なものを準備する

 

・アイロン

 

アイロンにはさまざまなタイプがあります。

 
コードレスタイプであれば小回りが利くので、細かい部分のシワを伸ばすのに便利です。

 

 

・アイロン台

 

初心者には脚の付いているアイロン台がおすすめです。

 
脚のあるアイロン台だと、シャツの肩部分やジャケットの後ろ身ごろをアイロンがけするときに立体的に使えます。

 

 

・霧吹き

 

シワになりやすい綿や麻などの生地をキレイに伸ばしたいときに役立ちます。
 

服全体を霧吹きで軽く湿らせ、ドライ設定のアイロンをかけると効果的です。

 

 

・スプレーのり

 

ワイシャツをパリッと仕上げたいときに使いましょう。

 
霧吹きでワイシャツを軽く湿らせてから使えば、全体が均一に整います。

 

 

・当て布

 

アイロンの熱で生地がテカるのを防ぎたい場合は、当て布を使いましょう。
 

専用のものもありますが、手ぬぐいやハンカチなどの薄い綿素材であれば代用可能です。

 

 

■アイロン設定を適切に使い分ける

 

アイロンには「スチーム」と「ドライ」の2種類の設定があります。

 

スチームは、熱と一緒に蒸気も発生させる機能です。

 

スチームを使うと、頑固なシワを効果的に伸ばせるだけでなく、ニットなどの素材をふんわりさせる効果もあります。

 

水が苦手な素材や生乾きの服をアイロンがけする場合、ドライ設定を使いましょう。

 

綿・麻・絹などの素材をパリッと仕上げたいときにも、ドライがおすすめです。

 

 

 

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アイロンの正しいかけ方を種類別に解説

 

 

服によってアイロンのかけ方は異なります。

 

キレイに仕上げるには、アイロンをかける順序が大切です。

 

服ごとに代表的なアイロンのかけ方を紹介します。

 

 

■シャツにアイロンをかける方法

 

①えり

 

まずは、えりの先から真ん中へ向けてアイロンをかけましょう。

 
中心までシワを伸ばしたら、反対方向のえりの先からも同じようにアイロンをかけます。

 

 

➁肩

 

肩の部分をアイロンがけする場合、アイロン台の先端にシャツをかけましょう。

 
肩の部分が平面になり、アイロンをキレイにかけられます。

 
えりを立てて行うと、アイロンがかけやすいです。

 

 

③そで口

 

ボタンがある方を上に向け、アイロン台にそで口を乗せましょう。

 
ボタンを外した状態で内側からアイロンを当て、そで口のシワを丁寧に伸ばしていきます。

 

 

④そで

 

そでのシワをキレイに伸ばすには、脇の縫い目を揃えるのが重要です。

 
アイロン台にそでを伸ばして乗せたら、そでの縫い目に沿ってそで口から脇に向かってアイロンをかけます。

 
全体にアイロンがかけ終えたら、ひっくり返して裏面でも同じ手順を行いましょう。

 

 

⑤身ごろ

 

「右前身ごろ」→「後ろ身ごろ」→「左前身ごろ」の順序でアイロンをかけると、シワになりにくいです。

 
ボタンの付いている部分を特に丁寧に仕上げると、見栄えがよくなります。

 

 

■スーツのスラックスにアイロンをかける方法

 

①腰回り&ヒップ部分

 

生地の裏面が上になるようにしてアイロン台にかぶせて置き、まずは裏側からアイロンをかけます。

 
全体にアイロンをかけたら生地を表に返して、表側でも軽くシワを伸ばしましょう。

 

 

➁足部分

 

縫い目に沿わせて片足ずつアイロン台に置きます。

 
直線的にアイロンをかけるのではなく、らせんを描くようにスチームを当ててシワを伸ばしましょう。

 
ずれないよう反対の手ですそを押さえながら、股下に向かってアイロンをかけるとキレイにシワが伸びます。

 

 

③折り目を付ける

 

スラックスの折り目は、着用していると消えやすい部分です。

 

前後の折り目を意識してアイロンで仕上げましょう。

 

 

■スーツのジャケットにアイロンをかける方法

 

①肩からそで

 

まず、肩からそで部分をアイロンがけします。
 

アイロン台に着せるようにジャケットをセットし、肩からそでにかけてやさしくなでるようにアイロンをかけましょう。

 
片方の手でジャケットのシワを伸ばしながら作業するのが、キレイに仕上げるコツです。

 

 

➁前身ごろ

 

半分をアイロン台にかぶせるように置き、えりの裏側からアイロンをかけます。

 
アイロンの熱が残っている内に、えりを折り返して形をキレイに整えましょう。

 

 

ジャケットの前身ごろは左右それぞれ片側ずつアイロンをかけます。

 
内側の胸ポケットにボタンがある場合、シワを避けるように軽くプレスするのがポイントです。

 
ラペル(下えり)は、アイロンを軽く当てる程度にとどめましょう。

 

 

③後ろ身ごろ

 

後ろ身ごろにアイロンをかけるときは、アイロン台にジャケットを着せるようにセットします。
 

背中の中央から外側に向かって、シワを伸ばすようにやさしくアイロンをかけるのがコツです。

 

 

■ブラウスにアイロンをかける方法

 

①えり

 

ブラウスを広げてアイロン台に置き、えりの端から中央に向けてアイロンをかけます。
 

内側をかけたら裏返し、後ろ身ごろを上にして同じようにアイロンをかけましょう。

 
軽く生地を引っ張りながらアイロンを当てると効果的です。

 

 

➁肩

 

肩にアイロンをかけるときは、後ろ身ごろを上にしてブラウスをアイロン台の先端にかぶせるように置きます。

 
えりは立てておくと、アイロンをかけるときに邪魔にはなりません。
 

左右の肩を仕上げたら、えりと肩のつなぎ目にもアイロンを当てましょう。

 

 

③そで

 

そでは、ボタンのある面を上にして広げ、内側からアイロンを当てます。

 

裏返して外側も同様にかけましょう。
 

次に、そで全体をアイロン台に乗せ、そで口から肩に向かって滑らせるようにアイロンをかけます。
 

最後に、そで口回りのシワもアイロンの先端を使って丁寧に伸ばしましょう。

 

 

④身ごろ

 

まずは、右前身ごろを上にしてアイロン台に沿うように置きます。
 

細かい部分から広い面へと順にアイロンをかけていきましょう。
 

続いて、ブラウスを裏返し、後ろ身ごろにアイロンを当てます。

最後に、右前身ごろと同様の手順で左前身ごろを仕上げましょう。

 

 

 

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アイロンのかけ方のコツ

 

 

アイロンの正しいかけ方をひととおり紹介しましたが、仕上がりがよくなるコツがまだまだあります。

 

代表的なものを下記にまとめたので、参考にしてみてください。

 

 

■干し方を工夫する

 

キレイにアイロンがけをしたいなら、干し方から工夫しましょう。

 

服をハンガーにかけるときは、そでとえりの部分にシワが残らないように伸ばしておきます。

 

そでと身ごろをスラックスハンガーで挟み、重りを付けた状態で干すと、シワ予防が可能です。

 

 

■当て布を適切に使う

 

当て布はアイロンの熱から服を守る役割があります。

 

ウールやポリエステルなど熱に弱い素材のシワを伸ばしたいときは、当て布を使いつつアイロンをかけましょう。

 

 

■服が濡れている状態でアイロンをかける

 

少し濡れている状態の方が服のシワは伸ばしやすいです。

 

完全に乾く前にアイロンをかけるか、霧吹きなどを使って服を湿らせるとキレイに仕上がります。

 

 

■アイロンは後ろに重心をかけてまっすぐに動かす

 

アイロンをかける際は、重心をやや後ろに置いて先端を軽く浮かせるようにしましょう。

 

先端が生地に引っかからないように意識すると、余計なシワができにくくなります。

 

またアイロンを動かすときに曲がるとシワが寄ってしまうため、まっすぐ動かすのもポイントです。

 

 

■アイロンをかける順序は適正温度が低い服から高い服へ

 

アイロンは高温に設定すると、冷めるのに時間がかかります。

 

アイロンをかける際は、適正温度の低い服から順にかけていくのがおすすめです。

 

 

■終わってもすぐに畳まないでハンガーにつるす

 

アイロンをかけてすぐの服は畳まないようにしましょう。

 

アイロンがけ直後の服は水分や熱がこもっている場合があります。

 

一旦ハンガーにつるして、水分や熱を逃がしてから収納しましょう。

 

 

 

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アイロンかけが苦手な人はクリーニングを利用しよう

 

 

そもそもアイロンがけが苦手な人は、クリーニングを利用するのも一つの手段です。

 

お金はかかりますが、相応のメリットがクリーニングの利用にはあります。

 

 

■クリーニングを利用すれば手間や時間を節約できる

 

上手くシワが伸ばせずにアイロンがけを何度もやり直すなど、苦手な作業をするとストレスが溜まるでしょう。

 

クリーニングを利用すれば、アイロンがけだけでなく、洗濯や畳む手間も省けます。

 

日々のストレスや家事の手間を軽減させるためにも、面倒なアイロンがけはプロに任せましょう。

 

 

■クリーニングを利用すれば、アイロンがけのセットを購入する必要がない

 

説明したとおり、アイロンがけにはいくつかの道具が必要です。

 

本体やアイロン台は大きな道具なので、置き場所にも困るでしょう。

 

クリーニングを利用すれば購入しに行く手間が省け、道具を置くスペースも節約できます。

 

 

■クリーニングなら仕上がりに差が出る

 

クリーニング業者は洗濯やアイロンがけのプロです。

 

当然、一般の人が行う洗濯やアイロンがけとは仕上がりに差が出ます。

 

お気に入りの服などは、クリーニングに出してプロの技術でキレイな状態を保ちましょう。

 

 

■宅配クリーニングを使えば、さらに便利に

 

服を持ってクリーニング店に行くのが面倒な人もいるでしょう。

 

自宅にいながらクリーニングが頼める「宅配クリーニング」を使えば、服を運ぶ手間が省けます。

 

店舗が近くにない・空いている時間に行けない人などにおすすめです。

 

 

 

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アイロンがけの手間をなくし服をキレイに着たいならヤマトヤクリーニングに相談!

 

 

アイロンの正しいかけ方やコツ、準備しておくものなどを今回紹介しました。

 

ただ読んでみてアイロンがけをしてみて、次からはクリーニング業者に頼もうと思った人も多いのではないでしょうか。

 

 

アイロンがけの手間をなくして、シワのないキレイな服を着たいならヤマトヤクリーニングをぜひご利用ください。

 

1958年創業の老舗クリーニング屋「大和屋」の職人が、一つひとつの服を丁寧に仕上げているのがヤマトヤクリーニングの特徴です。

 

ヤマトヤクリーニングは全国対応の宅配クリーニングサービスなので、住んでいる地域に関わらず依頼ができます。

 

 

またヤマトヤクリーニングは、4つのコース「5点詰め放題・10点詰め放題・15点詰め放題・20点詰め放題」から宅配サービスを選べます。

 

シャツ・スーツなど組み合わせは自由なので、お好きな服をまとめてクリーニング可能です。

 

さらにヤマトヤクリーニングは防カビ・防虫・抗菌加工などオプションも充実しています。

 

衣類クリーニングの詳細は、下記の専用ページにまとめています。ぜひご覧ください。

編集者プロフィール

永江 宏徳
永江 宏徳株式会社大和屋・専務取締役
新潟県糸魚川市にある1958年創業の老舗クリーニング業者「株式会社大和屋」の専務取締役。宅配クリーニング「ヤマトヤクリーング」では全国からの依頼に対応中。職人による確かな洗浄技術が好評で、衣類・布団・テント・ぬいぐるみなど、さまざまなものをクリーニング!