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シャツの黄ばみをキレイに落とす・取るには?オキシクリーンや重曹を使う方法や原因も解説!
洗濯したはずのシャツに、黄ばみが付いていて困っているところではありませんか?
黄ばみを取るには工夫が必要です。
シャツに付いている黄ばみを落とす方法にくわえ、原因や対策などを今回は紹介します。
シャツに付いた黄ばみの落とし方・取り方
シャツに黄ばみが出てきた場合、頑固な汚れになる前に落とすのが重要です。
黄ばみが現れた部分によって、洗浄方法は少し異なります。
それぞれの洗浄方法と代表的な黄ばみの落とし方を、種類別に見ていきましょう。
ワイシャツの襟や脇など部分的に黄ばみがある場合
襟や脇など部分的に黄ばみがあるワイシャツは、台所用洗剤と酸素系漂白剤を使って洗浄します。
まずはワイシャツの裏地などにある洗濯表示を見て、酸素系漂白剤が使用できるか確認しましょう。
漂白剤の洗濯表示は下記のとおりです。
①塩素系漂白剤・酸素系漂白剤の両方が使用可能
②酸素系漂白剤のみ使用可能
③漂白剤は使用不可能
酸素系漂白剤が使用できるのは①と➁の洗濯表示があるワイシャツだけです。
洗濯可能と確認できたら、次は道具を用意しましょう。
酸素系漂白剤と台所用洗剤のほかに、歯ブラシとタライがあると便利です。
ワイシャツの部分的な黄ばみは、次の4つのステップで落としていきます。
(1)台所用洗剤を付ける
ワイシャツの黄ばみ部分を湯で濡らし、台所用洗剤を付けましょう。
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(2)歯ブラシで洗浄
ワイシャツの黄ばんだ部分を歯ブラシでこすります。
ゴシゴシと強い力でこするのではなく、軽く叩くようにしましょう。
そのあと数分ほど放置して、台所用洗剤をワイシャツに浸透させます。
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(3)酸素系漂白剤の洗浄液を作る
タライに湯をはり、酸素系漂白剤を溶かして洗浄液を作ります。
完成した洗浄液に、ワイシャツを数十分ほど浸け置きしましょう。
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(4)洗濯機で洗う
浸け置きが終わったワイシャツはいつもと同じように洗濯機で仕上げ洗いをしましょう。
シャツ全体に黄ばみがあってオキシクリーンのような酸素系漂白剤を使う場合
シャツ全体に黄ばみがある場合、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤で浸け置き洗いをしましょう。
部分的に洗う場合と同様に、まずは洗濯表示を確認して、酸素系漂白剤が使用可能なシャツかをチェックします。
酸素系漂白剤が使用可能と確認できたら、次は道具を用意しましょう。
酸素系漂白剤にくわえて、タライがあると便利です。
シャツの全体的な黄ばみは、次の3つのステップで落としていきます。
(1)浸けこむ洗浄液を作る
タライなどの容器に湯を入れ、酸素系漂白剤を溶かします。
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(2)黄ばみのあるワイシャツを洗浄液に浸けこむ
黄ばみ部分がすべて浸かるようにして、シャツを洗浄液に入れて放置します。
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(3)洗濯機で洗う
十分に浸けこみが終わったら、洗濯機で仕上げ洗いをしましょう。
固形石けんでシャツの黄ばみを落とす方法
固形石けんは皮脂汚れを分解できる弱アルカリ性です。
固形石けんを使う場合は、まず黄ばみのあるシャツを数分ほど湯に浸します。
十分に湯がしみ込んだら、黄ばみのある部分を石けんでこすり洗いしましょう。
黄ばみが落ちてきたら湯でもみ洗いをしながらすすぎ、仕上げに洗濯機で洗って完了です。
使用する石けんに蛍光増白剤が入っている場合、白以外のシャツでは変色しかねないため、注意しましょう。
重曹とクエン酸でシャツの黄ばみを落とす方法
重曹とクエン酸を使ってシャツの黄ばみを落とす方法もあります。
パッケージに記載してある用法容量に従い、適量の水に重曹をくわえて黄ばみにかけましょう。
つづいて水にクエン酸を溶かした液体を別で作り、霧吹きなどでシャツの黄ばみ部分に吹きかけます。
重曹とクエン酸が混ざると中和が起き、発生した泡によって黄ばみが落ちていく仕組みです。
最後に洗濯機で仕上げ洗いをして完了です。
シャツに付いた頑固な黄ばみはクリーニングに任せよう
自分では落とし切れない頑固な黄ばみは、クリーニング店に任せましょう。
クリーニング店では、シャツの素材や黄ばみ汚れの状態に合わせ、適切な洗浄方法を行います。
酸素系漂白剤などが使えないデリケートな素材であっても、クリーニング店なら洗浄可能です。
お気に入りのシャツはとくに、プロに任せてみましょう。
シャツに黄ばみが発生する原因は?
シャツに黄ばみが発生する原因・理由はいくつかあります。
4つの代表的な例を紹介しましょう。
シャツの黄ばみの原因(1):汗や皮脂汚れ
汗や皮脂汚れなどのタンパク質が、シャツの黄ばみの主な原因です。
洗濯で落とし切れなかった汚れが空気に触れて酸化し、徐々に変色すると黄ばみになります。
とくに肌と直接触れていて、汗をかきやすい襟・脇・袖の部分に黄ばみが発生しやすいです。
シャツの黄ばみの原因(2):誤った洗濯による汚れ残り
洗濯しても黄ばみが発生している場合、普段行っている洗濯方法が間違っているのかもしれません。
衣類を詰め込み過ぎていたり、時短コース・すすぎ一回を選択していたりすると、汚れが落とし切れておらず、黄ばみにつながっている可能性があります。
シャツの黄ばみの原因(3):汚れたシャツの放置
汗や皮脂の付いたシャツを洗わず放置していると、次第に汚れが酸化して黄ばみが発生します。
仮にすぐに黄ばみが出なくても、放置していた汚れは簡単には取れません。
徐々に蓄積していき、黄ばみが発生する原因となるでしょう。
シャツの黄ばみの原因(4):洗剤の入れ過ぎ
洗剤の入れ過ぎにも注意です。
推奨量より多く入れた洗剤は十分にすすぎ切れず、シャツに残ります。
シャツに洗剤が付いたままだと、時間の経過とともに変色して黄ばみの基になることも。
洗剤の種類や洗濯機によって適量は変わるので、入れ過ぎないようにしましょう。
シャツの黄ばみを予防する方法
原因をふまえて、黄ばみの予防方法を知っておきましょう。
自宅でできる代表的な予防法を4つ紹介します。
参考にしてみてください。
シャツの黄ばみの予防法(1):汚れたらすぐ洗う
シャツは汚れたらすぐに洗いましょう。
紹介したとおり、汗や皮脂汚れは放置すると黄ばみの原因になります。
シャツは着用後にすぐ洗うと、汗や皮脂汚れが取れやすく黄ばみになりにくいです。
洗濯の頻度が少ない人は、襟や袖などの黄ばみやすい部分だけでも軽く洗っておきましょう。
シャツの黄ばみの予防法(2):オキシクリーンなどの酸素系漂白剤も入れて洗う
シャツの黄ばみを予防するために、洗剤だけでなく、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤も入れて日ごろから洗濯してみましょう。
酸素系漂白剤の効果で皮脂や汗など黄ばみ汚れの原因をしっかり洗浄できます。
シャツの黄ばみの予防法(3):洗濯機や洗剤は説明書のとおりに使う
洗濯機や洗剤を説明書どおりに正しく使うことも重要です。
洗濯物を洗濯槽の容量の7〜8割までにする・洗剤を規定量にする・すすぎは2回行うなどを徹底しましょう。
正しく洗濯すると、汚れが落ちやすく、黄ばみも発生しにくいです。
シャツの黄ばみの予防法(4):長期保管の前にもう一度洗濯する
長期保管する前には、念のためもう一度洗濯してから収納しましょう。
きれいに見えるシャツでも繊維の奥に汚れがたまっている場合があります。
汚れが残ったまま長期保管をすると、取り出した際に黄ばみが発生しているかもしれません。
シーズン終わりにもう一度洗濯すると、黄ばみ予防になるでしょう。
シャツに付いた黄ばみをキレイに落とすならヤマトヤクリーニングがおすすめ!
今回はシャツに付いた黄ばみについて、対策・原因・予防方法を紹介しました。
本文中でも述べたように、頑固な黄ばみや酸素系漂白剤が使用できないデリケートなシャツの洗浄は、クリーニング業者に任せるのがいいでしょう。
丁寧な洗浄を希望する人には、1958年創業の老舗クリーニング屋・大和屋が提供しているサービス「ヤマトヤクリーニング」をおすすめします。
職人による確かな洗浄技術が好評のサービスです。
宅配クリーニングも受け付けているので、全国どこからでもサービスを依頼できます。
頑固な黄ばみには、ヤマトヤクリーニングが独自で開発した特殊しみ抜き加工「バブルクリーニング」がおすすめです。
特殊な泡を使い、素材を傷めずに頑固な黄ばみもきれいに落とします。
バブルクリーニングは白いシャツだけでなく、色物にも対応可能です。
バブルクリーニングについては、下記の専用ページにて詳細をご確認ください。
https://www.yamatoyacleaning.jp/view/item/000000000238
※こちらはオプションなので、単品での購入はできません。