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店長ブログ

簡易シミ抜き、特殊しみ抜き

クリーニングといえば、「シミ抜き」がよく連想されますね。

当店ではシミ抜きは無料とページ上にも記載させていただいておりますが、時間がかかり特殊な薬剤などが必要になるシミについては、特殊しみ抜きとして別料金がかかるオプションとなります。

なので、まずしみ抜きの対象となるシミみたいなものが衣類についているか、クリーニングに出す前に確認したほうがいいです。

クリーニングに出して後で、「ここにシミが付いてたのでシミ抜き代は300円になります。」と言われてもなんか納得がいきませんよね。

クリーニング屋にとっては、善意で落としているシミが、有難迷惑のようなかたちになってしまうことも多いようです。

クリーニングの受付時に、受付の方とシミがあるかどうか確認することもいいでしょう。

その際に、シミにはいくつかの種類に分けられます。

1.水溶性

ジュース、ソース、コーヒー、しょうゆ、ソース、血液などの汚れは水溶性の汚れになります。

水溶性の汚れの場合は、その名の通り水でたいていの汚れがとれます。時間が経ってもとれる場合がありますが、血液は注意です。

血は時間が経つと、血液のタンパク質が化学反応で硬化し、どんどん落ちにくくなっていきます。

ついてしまって落ちないようであれば、あまりかまわずにクリーニングに持っていくことをおすすめします。

2.油性

口紅、ファンデーション、バター、ボールペン、朱肉、クレヨンなどが油性になります。

油性の汚れの場合は、早めに落とさないと素材の奥まで浸透してしまうので、なるべく早く落としたほうがいいです。

しかし、焦っておとそうとすると、逆に汚れが広がったり、落ちにくくなったりするので気を付けましょう。

3.不溶性

不溶性の汚れは一番やっかいだと言われています。

ガム、墨汁、サビ、接着剤、泥など、固形物が混ざったような汚れになります。

この汚れを落とそうとしても、衣類の素材を傷めてしまう可能性もありますので、要注意です。

では、特殊なシミとはどのようものになるのでしょうか?

ほとんどの場合は、自宅で洗濯をしても落ちないシミは特殊なシミに該当します。

実はほとんどのシミがご自宅でも工夫すれば落とせますし(以前のブログで上げたシミ抜き剤:https://yamatoya-itoigawa.com/shop/2020/03/1848/

各クリーニング会社で判断して、このシミを落とすには時間がかかり、特別な薬剤やシミ抜き担当者の技術が要する場合、「特殊しみ抜き」となるでしょう。

もし不安な場合は、画像などを添付してご連絡いただければ事前に特殊しみ抜き代がかかるかご案内いたしますので、お気軽にお問い合わせください。