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店長ブログ

アイロン仕上げ処理の記号

新しい洗濯表示のアイロン仕上げ処理の記号についてご説明したいと思います。

まずこちらは、アイロン仕上げができない記号です。

この記号が洗濯表示についていて、アイロン仕上げをしてしまうと溶けたりしてしまうので注意です。

溶けやすいナイロン素材やデリケートなコートなどになるでしょう。

この表示がついている衣類でシワが気になる、ビシッとキレイにしたいとなればクリーニング店に出すことをおすすめします。

おそらく自宅である機械では無理でしょう。

これは、110℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げ処理ができるという記号です。

ご自宅であるアイロンでは、弱の設定になるかと思います。

弱だとあまりシワがキレイになったりしないので、スチームをしっかりと使いつつシワを伸ばしたほうがいいですね。

次は、150℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができるという記号です。

ご自宅であるアイロンでは、中の設定になるかと思います。

私はこの中の設定でワイシャツのアイロンがけをしています(笑)

すいません、私はワイシャツのクリーニングは自宅でのホームクリーニングにしています。クリーニング師ですので、型の整え方や汚れなどにこだわりがあります。

自宅でささっとやっている程度ですが。面倒なものは、クリーニングに出します(笑)

最後に、こちらは200℃を限度としてアイロン仕上げ処理ができる。

正直この表示があっても、あまり高温でアイロンがけすることはおすすめしません。素材を傷める原因となるからです。

なるべく中や弱でスチームを使いながら仕上げたほうがいいでしょう。

最近のワイシャツでは、エリやカフス部分に熱に弱い素材を使ったりしています。

そこはあまりアイロンをあてて仕上げないようにしたほうがいいです。

アイロンをあてなくても、シワにならないような素材を使っているので、アイロンなしでも十分でしょう。

アイロン仕上げ前に、洗濯表示を確認することが大切ですね。