店長ブログ
夏のベタベタ 解消方法
梅雨の時期や夏の湿気っぽい時期になると、汗をかいてベタベタする・・・
という不快なことがありますね。
これをクリーニングで解消できないか・・・と考えましたが、そもそも汗の問題が大きいようです。
汗は「サラサラタイプ」と「ベタベタタイプ」の2種類に分けられ、それぞれにおいの強さや蒸発のしやすさなどが異なります。
ベタベタした汗はかいたときの不快感も強く、「悪い汗」と呼ばれていたりもします。べたつかないさらっとした汗をかくためには、汗腺の機能を高めることが大切です。
汗には良い汗・悪い汗がある
良い汗の特徴は?
良い汗は、次のような特徴を持っています。
●小粒で濃度が薄い
●成分はほとんど水に近い
●サラサラしている
●においが少ない
●蒸発しやすい
●汗をかくとすっきりする
良い汗は蒸発しやすいため、汗をかくことで効率的に体温調整ができる汗でもあります。
悪い汗の特徴は?
悪い汗の特徴としては、次のようなものが挙げられます。
●大粒で濃度が濃い(ミネラルがいっしょに排出されるため)
●粘度があり、ベタベタしている
●においが強い
●蒸発しにくい
●汗をかくと不快
蒸発しにくいため、汗をかいても体温調整しにくいことが悪い汗の特徴。
また、体に必要なミネラルも排出してしまうため、かきすぎると夏バテや熱中症も起こしやすくなります。
悪い汗をかく原因は、汗腺の機能が弱まっていること。汗腺は、冷房の効いた空間で長時間過ごしたり、運動不足で汗をかかなかったりすることで衰えてしまいます。弱まった汗腺の働きを正常な状態にすることで、サラサラとした良い汗をかくことができるようになるのです。
良い汗をかくための4つの方法
筋肉と同様に、汗腺は鍛えるほど機能性が高まり、良い汗をかけるようになります。そのためにはまず、日々の生活習慣を見直すこと。ここでは、夏場に実践したい4つの生活習慣をご紹介します。
1 エアコンなどで部屋の温度を下げすぎない
冷房の設定温度は、なるべく下げすぎないように心掛けましょう。職場などで調整ができない場合は、冷風が体に直接あたらないよう、カーディガンやブランケットなどを活用することがおすすめです。
2 涼しい部屋から暑い屋外へ急に出ない
冷房で冷やされた空間に長時間いると皮膚温度が下がり、暑い屋外に出てもなかなか汗が出ない状態に。しかし、一定時間が経つと、大量の汗をかいてしまいます。外出前はいきなり炎天下に出ず、玄関などで外気に体を慣らしてから出るようにしましょう。
3 通気性のいい服を着る
汗をかいたら、早めに蒸発させて体温を下げることがポイント。綿や麻などの汗が蒸発しやすく、通気性に優れた素材の衣服を選ぶといいでしょう。
4 夏は動物性の脂肪とたんぱく質は控えめに
牛・豚・鶏などの肉類や、バター、チーズ、魚介類といった動物性の脂肪やたんぱく質を多く含む食べ物は、熱を体内にとどめてしまいがち。さらに、発汗作用もないため、食べすぎには要注意です。いずれの食材も適量を意識して、バランスの良い食事を心掛けましょう。
まとめ
日本では、ジメジメした季節は必ずやってくるものなので、上記のような対策をして乗り切るしかありません。
運動をして汗をかくことも必要です。
夏の間に冷房のきいた部屋ばかりにいて、いざ運動する時に黒い服を着て、汗が乾いてくると白くなることがあります。
この汗は大部分の成分が水分ですが、そのほかにもミネラルが含まれています。
このミネラルには塩分も含まれているため、水分が蒸発した後には塩の結晶とも言うべき白い後が残ってしまうというとです。
普段から運動をしている方はこのようにならないので、運動をして良い汗をかけてば解決できます。
本格的な夏がまじかに迫ってきておりますので、今のうちに準備をしていきましょう。