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夏に涼しい麻素材

夏に着たい衣類の素材として「」は人気ですね。

麻とは、

(あさ)は、植物表皮の内側にある柔繊維または、葉茎などから採取される繊維の総称。 狭義の(大麻、Cannabis sativa)と、苧麻(からむし)の繊維は、日本では広義にと呼ばれ、和装の織物(麻布)として古くから重宝されてきた。

と言われています。

麻は天然素材ということもあり高級品です。

高い素材としてではなく、以下のような点で夏に着る素材として優れています。

1.耐久性が高い(強くて丈夫)

力こぶではありませんが、麻は耐久性があるので丈夫です。

綿のおよそ2倍もあるので、魚網、ホース、帆布、テントなどにも使われています。

2.熱伝導率が高い(通気性)

麻は熱が逃げやすく、通気性に優れています。

昔は、軍服などにも利用されていたようです。

3.速乾性がある

水分の吸収・発散が早いです。トレーニングウェアやパンツに使うには高級すぎますが、普段着や夏にはぴったしです。

4.抗菌性が高い

麻には、細菌の発育や増殖を阻止する性質が備わっています。

 

以上のような利点があるので、麻は夏に着る衣類によく利用されます。

衣類以外にも抗菌性があるので、食べ物を包んだりするものやメガネやグラスを拭いたりするものにも使われます。