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店長ブログ

服のシミとり前に

あ!汚してしまった


お気に入りの服を長く大切に着るためには、シミを残さないようにしなければなりません。

ついてしまったシミは小さくても目立つものでして、残さないためには、服のシミとり前に応急処置が重要です。

しかし、注意点がいくつかあります。


「こすらない」「もまない」

外出先などでうっかり料理をたべこぼしてしまったとき、あわてて拭きとろうとしてしまいがちですが、ここは落ち着いて適切な応急処置をしたほうがいいです。

服のシミとり前の応急処置のポイントは、「こすったり」「もんだり」をしないことです。

こすってしまうと、汚れを繊維の奥に押し込んでしまいシミが取れにくくなるだけでなく、スレを起こし、生地を傷めてしまいます。

揉むのも繊維を傷める原因です。その部分だけ風合いが変わってしまいます。


・液状の汚れならティッシュに吸い込ませるのがいいでしょう。

・べったりした汚れならティッシュでつまみ取りしましょう。


その後は、水洗いできる衣服であれば、水をつけたティッシュで軽くたたき、ティッシュに汚れを移しとります。



「古くなる」と「固くなる」

シミを取れにくくしてしまうのは、主に「時間」と「熱」です。


付いてから時間が経つほどシミは落ちにくくなってしまいます。


例えば、シミが付いたのに気がつかなかったり、すっかり忘れてしまったりして、そのまま放置された衣服のシミはガンコなものです。

熱もシミを取れにくくしてしまいます。熱がかかると汚れが変質・固着され、取れにくくなってしまうのです。


上記の理由により、シミを付けた時に濡れているからといって、ドライヤーで乾かすのも良くないです。

また、応急処置で汚れが薄くなったからといって、そのままにしておくもの良くありません。



例えば、食べこぼしは応急処置だけでは完全に除去できず、時間が経つと、残留汚れが酸化して茶褐色に変わってしまいます。

また、タンパク質の汚れが残留した場合には、衣類乾燥機などの熱で凝固して、頑固なシミになってしまいます。



透明でも頑固なシミ

汚れていないように見える服でも・・・

シミの中には目に見えないものもあります。


例えば、透明なジュースやビール。乾いてしまうと見えなくなってしまうので、そのままになってしまいがちです。


でも、透明なジュースなどに含まれる糖分は、熱をかけるとキャラメルが溶けたみたいになって繊維の隙間に入りこみ、頑固なシミになります。


こうした見えないシミは見逃しがちです。そして、時間が経ってからトラブルが表面化するのです。



まとめ

シミが服に残ってしまうことを避けるためには、
「汚れが目立ったら洗おう」ではなく、

「着たら洗う」

の意識が大切です。

ある期間着用したらクリーニングに出す、シーズンの終わりには必ずクリーニングに出すなどを習慣化すれば、お気に入りの服を長く大切に着れるでしょう。