シルク(絹)

高級感があるシルク素材。

よくシルク(絹)が使用される衣類は、着物、ネクタイ、スカーフなど外着で利用するものが多々あります。

そんなシルクは、どのように作られる繊維なのか。

私はカイコについて小学生の頃に勉強したのを少し覚えています。

シルクとは

シルクは、蚕(カイコ)の繭から作られるタンパク質でできた天然繊維です。

アラニン・グリシン・チロシンなどの、肌の成分に近い約20種のアミノ酸が数百~数千も結合した純粋なタンパク質繊維で、繊維素材としてだけではなく、ひとの皮膚や健康にもよい多くの機能を持ち合わせています。

シルク(絹)は古くから、ドレスや着物などフォーマルウェアの分野を中心に、最高の衣料素材としてクレオパトラから卑弥呼まで、世界中の人々を魅了し、愛用されてきました。

シルク糸の種類

■絹紡糸

絹紡糸とは、原料として製糸用繭よりやや品質の落ちる中級、下級繭、生糸を製糸する際一個の繭から正しい糸口を手繰にまでに除去される副産物「きびそ」や、生糸を取り終わった後の残り繭「ビス」等を用い、これらを精錬、切断、開繊して紡績した糸です。

■玉糸

玉糸は、生糸に比べて節のある糸のことです。節があるというとデメリットに感じますが、これが織物にしたときに独特の風合いを演出してくれるため、シャンタン織やリンシャン織では、玉糸が好まれて使われます。

■生糸

蚕の繭(まゆ)から取ったままで、手を加えていない糸です。

■紬糸

紬糸は絹の一種で、カイコの繭を潰した真綿から直接ひいたものを言います。

このように様々な種類があります。

シルクのメリット、デメリット

シルクの服を着る中でも、メリットやデメリットがあります。

クリーニングに出さずに済むようにするためにも、把握しておいたほうがいいですね。

◎メリット

・肌触りがよいーシルクは繊維が細かいので、触り心地がとてもいいです。ツルツルして着心地もいいですね。

・夏は涼しくて、冬は暖かいーシルクは熱伝導率が低いので夏は涼しく、冬は暖かい素材です。

・素肌にやさしいーシルクは18種類のアミノ酸で構成されており、人間の肌の成分と似ています。

・静電気が起こりにくいー保湿性が高いので静電気が起こりにくい素材です。

 

×デメリット

・紫外線で変色するーシルクはタンパク質でできているため、紫外線で変色してしまいます。シルクが変色するのは紫外線を吸収する性質があるからだそうです。最近は技術も進み、変色しにくいシルク製品も多く出てきているようです。

・染みができやすいー水に弱いシルクは染みができやすいです。染みの中でも厄介なのが、バターなど油分がある汚れです。

・摩擦に弱いー引っ張りに強いシルクですが、繊維が細いため摩擦には弱いです。転んだ際は地面の摩擦により、穴が開いてしまったりしてしまう可能性が高いです。

まとめ

このように、シルク(絹)には種類がたくさんあったり、メリットやデメリットがあります。

特に注意していただきたい点は、ほとんどのものがご自宅で洗うことが難しいと思います。

ネクタイはシルクで作られているものが多いですが、自宅の洗濯機で洗ってしまうと、縮んでしまったり傷んでしまいます。

私もカビが生えてしまって、自宅で洗ってみて、失敗したことがあります泣

ドライクリーニングを必要になる場合が多いので、お困りの際はクリーニングに出すことをおすすめいたします。

シルク素材もヤマトヤクリーニングにお任せください。